ただいま、サイトの修正をしています。ご了承ください。

子どもの発達障害とは?家庭でのしつけ・本人の努力不足ではない!

  • URLをコピーしました!

発達障害とは、発達期の18歳までにみられる脳の機能障害です。発達障害の定義は、文部科学省が平成16年の「発達障害者支援法」に定めています。発達障害を抱える子どもの行動や発言が、家庭でのしつけや本人の性格が問題であると周囲から指摘されることがありますが、必ずしも本人の責任や家庭など問題に起因するわけではありません(宮本,2005)。 また、発達障害は、年齢とともに障害による問題が変化することはありますが、障害そのものがよくなることや無くなるということはありません。

発達障害の中で特に注目されやすいものには、自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder; ASD)、限局性学習障害(Specific Learning Disorder; SLD)、注意欠如多動性障害(Attention Deficit/Hyperactivity Disorder; ADHD)、発達性強調運動障害があります。それぞれの障害の特性には、対人関係やコミュニケーションの困難さや、読み書き・計算など特定の分野関する理解や習得の困難さ、注意集中の困難さ、運動や手先の不器用さなどの特性があります。しかし発達障害は障害のそれぞれが重なり合うために、特性を見極めることが難しいことがあります。また子どもの障害の特性が周囲から理解のされにくさやされないことにより、多くの叱責体験や失敗体験が増え、「どうせできない」など自己を否定的に捉えてしまう子どももいます。

発達障害は日常や社会生活において困難を示す場合に、その子への対応や支援が必要とされており、その子どもにあった学び方を見つけることが重要です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次