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ディスレクシア(Dyslexia)とは?原因と症状について解説します。

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ディスレクシア(Dyslexia)の意味と原因

ディスレクシア(Dyslexia)は、「発達性読み書き障害」という意味です。ディスレクシアを文字が読めない・読み書きができないと表現されることがありますが、そうではなく「よく間違える」「よく間違えやすい」のです

ディスレクシアの原因は、音韻処理という脳の機能障害であると考えられるとされています。DSM-5 では神経発達障害の限局性学習障害に分類されていて、その中の読字障害にあたります。

ディスレクシアにみられる症状・困難さ

ディスレクシアは視覚や聴覚に異常はないものの、読み取るのが困難、文字を思い起こして書くのが困難、文字が歪んで感じたりかすんで感じるなど様々です。

一文字読むのに時間がかかってしまうことや間違えることもあるといった状態では、読むだけでは疲れてしまうこともあります。疲れてしまって、意味を把握するまでには至らないこともあり、読書が嫌いになったり、読書への拒否感が生じてしまうことがあります。

ディスレクシアの初期症状

[読字障害:初期症状]

・ 幼児期には文字に興味がないし、覚えようとしない

・ 文字を一つ一つ拾って読む

・ 話あるいは文節の途中で区切ってしまう

・ 読んでいるところを確認するように指で抑えながら読む

・ 文字間や行間を狭くするとさらに読みにくくなる

・ 初期には音読よりも黙読が苦手である

・ 一度、音読して内容理解ができると2回目以降の読みは比較的スムーズになる

・ 文末などは適当に自分で変えて読んでしまう

・ 本を読んでいるとすぐに疲れてしまう

[書字障害:初期症状]

・ 促音(「がっこう」の「っ」)

  撥音(「とんでもない」の「ん」)、

  二重母音(おかあ  さんの「かあ」)など特殊音節の誤りが多い

・ 「わ」と「は」、「お」と「を」のように

  耳で聞くと同じ音(「オン」)の表記に誤りが多い

・ 「め」と「ぬ」、「わ」と「ね」、「雷」と「雪」のように

  形態的に似ている文字の誤りが多い

・ 画数の多い漢字に誤りが多い

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