自閉スペクトラム症とは?医学的側面から解説します。

自閉症児には、脳に関する機能障害があり、これまで「幼児期、小児期、または青年期に初めて診断される障害」として位置づけられてきました。

アメリカ精神医学会の(「精神障害のための診断と統計のマニュアル」)DSM-5の前は広汎性発達障害の中にアスペルガー障害、自閉症障害があり、DSM-Ⅳでは独立した診断名でしたが、DSM-5の診断では用いられなくなり、一つの大きな自閉症スペクトラム障害/自閉スペクトラム症としてまとめられました。

医学的な診断の枠組みの中では、社会性の難しさ・コミュニケーションの難しさ、柔軟な行動をとっていくことの難しさ、感覚過敏と過鈍があげられています(辻井,2015)。 

また、相互的な対人接触をさけたり、空気を読めなかったり、奇妙な行動繰り返し、発語の遅れや言語の問題などがみられます。(アレン,2014(監訳)大野・中川・柳沢)

自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder;ASD)の「スペクトラム」は「連続体」という意味があります。連続体の中には、重度の知的障害をもつ人がいれば、発語がない自閉スペクトラム症の人もいて、知的能力が高い人もいます。 特性をはっきりとした境界線でわけられないため、自閉スペクトラム症の特性を理解する難しさがあります。 しかし、特性の支援にあたっては、連続体の中で、自閉スペクトラム症をもつ一人ひとりの特性が大なり小なり、「社会的に、また日常で、どのくらい困っているか」ということを考えなくていかなくてはなりません。

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