「あすもっと」について
生活訓練とは・・・
あすもっとを調べてくれた皆さんは、「普通になりたい」とか「みんなと同じことができるようになりたい」と思っていませんか?
この言葉は、あすもっとの利用者さんに「どんな人になりたいの?」と聞いた時の答えです。
なんとなく自分が変だとわかっているけど、どうしていいかわからないと、話をしてくれた人もいます。
知的障害、うつ病、統合失調症、双極性障害、不安障害、愛着障害など
あすもっとの1日の流れ
通所を始める時には、毎日行かなきゃ行けないのかな?長時間耐えられるかな?と、みんな不安になります。
あすもっとでは、お昼に帰宅のための送迎をしているので、慣れないうちは午前中だけ週2日くらいから始めることもできます。(週1日から通所できる事業所もありますが、実際には1日からではなかなか事業所に馴染めず、不安な日々が長く続くように思います。)
1日の時間の流れは、主にこんな感じです。
利用者の状態に合わせて無理のない時間配分をしていますので、この通りではないこともあります。
9:30 開所
10:30 朝のミーティング
11:00 午前のプログラム
12:00 昼休み
(午前中のみの利用者は送迎)
13:10 午後のプログラム
14:30 午後のミーティング
15:30 閉所
あすもっとのプログラム
あすもっとでは、日常生活や学業に困難さを感じる人たちに向けて、「心理社会的治療」の機会を提供しています。
この地域で12年以上、発達障害の方の支援をしてきたノウハウを活かしたオリジナルの教材を使っています。利用者一人一人の状況に合わせることができるので、より効果的です。
どのような人が利用の対象になりますか?
・ビジネスマナーや大人の人間関係について学び、社会人となるための準備をしたい
・就労移行支援事業所へ通所してみたが、途中で通所することをあきらめてしまったり、利用期間が終了しても就職が決まらなかった
・家族との関係が上手くいかず、関係がギクシャクしてしまった
・人間関係が上手くいかず、困ってしまった
・自分自身を変えたい、変わりたいと思っている
心理社会的治療とは?
精神の病気や障害に対しても、薬物治療だけではなく、心や社会の側面にも働きかける治療法のことです。心理社会的な治療には、様々な種類がありますが、共通しているのは、患者さんの気持ちや考え方を理解し、支援し、変化させることを目指すということです。心理社会的な治療は、患者さんの個性やニーズに合わせ、薬物治療と組み合わせることでより効果を発揮します。
あすもっとで提供している心理社会的治療の具体例は?
認知行動療法
患者さんの認知(思い込み、勘違いなど)や行動(避ける、やりすぎるなど)に注目し、それらが不適切であれば修正することで、気分や症状を改善することを目指す療法です。
SST(社会生活技能訓練)
患者さんがさまざまなストレス状況に対処し、社会的役割を果たせるように、生活技能を高めることを通じて、生活の質を改善し、再発を防止することを目指す療法です。
心理教育
患者さんやその家族に対して、精神の病気や障害についての正しい知識を提供し、自己理解の向上を促すことを目指す療法です。
家族療法
患者さんの家族にも治療に参加していただき、家族間のコミュニケーションや関係性を改善し、家族全体のストレスを減らすことを目指す療法です。